一生旅行業界人宣言!SaYangの気まま旅log

脱サラし、自由人になったので、これからは世界のどこかでふらふらします。(今フィリピン)

マニラのスモーキーマウンテンへ行ったら後悔した話。

セブからふらっとマニラに来てみた。
マニラで何がしたいか、どこに行きたいか考えた。

一番に頭を過ぎったのは、

トンド地区のスモーキーマウンテンだった。

フィリピンで留学関係の仕事をしていた時に、
特に団体の研修旅行で来る中高大学生たちに、フィリピンの陰陽の陰の部分を見てもらう機会を作ってきた関係で、セブやイロイロのごみ山、いわゆるスモーキーマウンテンといわれるところへ足を運ぶこともあったが、一番大きいマニラのスモーキーマウンテンには行く機会がなかった。

 

映画『忘れられた子供たち~スカベンジャー~』が忘れられなくて

大学時代に、あるチャリティーイベント?に行ったときに上映されていた映画を忘れることができない。フィリピンに関わる前に、この映画を観れたことにとても感謝している。

映画と言ってもドキュメンタリーで、そこに住む人たちの生活やコメントを赤裸々に取材してそのまままとめたような作品だった。


マニラは治安が悪い!
というイメージしかなかった私にとっては、今考えると相当な衝撃だった。

フィリピンでは行政の決め事で、ごみを燃やすことは出来ないので、市内中のごみを溜めておく場所が必要。それでごみ山が形成される。集められたごみ同士が発酵して有毒ガスを放っている。それがスモークして見えるので、スモーキーマウンテンと呼ばれている。


そこに住んで、仕事をしている人たちがいる。その人たちをスカベンジャーとか、ウエストピッカーズ(ごみを拾う人)とか言うのだけど、まだリサイクルすれば使える資源を、運ばれてきたごみから集めて、ジャンクショップに売りに行く仕事。
1日稼げても80~200ペソくらいの収入にしかならない。
それだけでは生活の足しにならないので、当時は血を売って生活している人もいたとのこと。

1995年に政府がごみ山を閉鎖するとのことで、近くに無償で住める住居を提供した。


アロマ仮設住宅
マニラ市内の北部、トンドエリアにある。

 

実際にスモーキーマウンテンに行ってみたら 

本来であればNGOやボランティア団体にお願いして、中に入るのが一般的だが、翌日にはマニラ発のフライトを控えていたのであいにく時間がなく、「近くまででいいから!」とお願いしてタクシーで行くことに。

とにかくリアルな世界を感じてみたかった。

タクシーの運転手さんに、「ここがスモーキーマウンテンだよ」と言われたとき、セブやイロイロで見たそれとは違い、ごみというよりは土で出来た山という印象だった。

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ごみで出来た山は長い年月をかけ発酵をつづけ堆肥となり、木が生えるまでになっていた。

 

こちらがアロマ住宅地。

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 当然だけど、昔見た映画や写真などに比べて、建物も老朽化してきたなぁという印象だった。

 

そして後悔。

スモーキーマウンテンを自分で訪問して思ったこと。

二度と個人では訪れるまい。

もちろん見世物にしたいとか、遊び半分の興味だけで来たとか、そういうわけではなかったのだけど、私がいかに教育旅行にこだわっているとか、日本の人たちに発信したい、伝えたい、と思っていようが、

ここに住んで普通に生活している人たちにしたら、日本人がふらっとタクシーで来たら『何しにきたんだ!』って普通に思うだろう。

特に何かを言われたわけじゃないけど、
行ってみてから猛烈に反省した。
タクシーの運転手も、危ないから帰ろうって。

うん。
人の生活が絡んでいるところは、
どんな理由であれ、勝手にずかずかと入り込むではない。

 

 


ごめんなさい。


 

ただ、今回すごく不完全燃焼というか、
やはりこの目で見ておきたいという気持ちは忘れられないので、近いうちにまたマニラに戻って、今度は団体にお願いしていこうと思う。


同時に忘れられないのは、
子供用の仮設プールに浸かりながら、
めっちゃ笑顔だったおばちゃんの笑顔と、

目が合ったときに、にっこり微笑んでくれた、
屈託のない少女の笑顔。

 

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